現在のアメリカでは、昨年12月13日、本サイトでも紹介させて頂いた通り、リンカーン記念大学の教育事業(獣医学部)へもAlexaが導入されるまでに、人工知能が日常生活に浸透し始めており、更に、2018年末ころまでには総世帯数の約半分がスマートスピーカーを所有すると言われるほど、AI技術が大いなる発展を遂げている。そして、この流れは、どうも、動物医療業界をも取り込もうとしているようで、北米を中心に850を超える動物病院(5000名の獣医師)を抱えるVCAグループが、ある発表を行った。
「アレクサ、オープンVCA」
同グループによると、この言葉を投げ掛けられたAmazonの人工知能Alexaは、グループ内での診療の予約やワクチン接種時期の案内を行えるとのことで、今後、VCAは、獣医療サービスの利便性をデジタル面から向上し、アクセスの良さ(問い合わせのしやすさ)を実現するとしている。
上記のことから、おそらく、近い将来、アメリカのAmazonは、ペット業界(既にオリジナルペットフードをリリース済み)および動物医療業界に更なる変革を齎すのではないだろうか。
参考ページ:
https://vcahospitals.com/press-center/2018-12-06