鼻の周囲に脱毛と鱗屑を呈した11歳のシェットランドシープドッグ(去勢オス)が動物病院を訪れた。どうやら痒みは無いか少ないようだ。病歴を見ると
認知機能不全症候群(cognitive dysfunction syndrome、CDS)は、11~12歳齢の犬の28%、15~16歳齢の6
リン酸ニューロフィラメントH(phosphorylated neurofilament-heavy chain、pNF-H)は、犬の変性性脊
スタッフォードシャーブルテリアは、家族に大変従順なイングランド原産の中型犬で、イギリスで人気のある品種だという。その反面、同種はストレスが多
増加した炎症性サイトカインの影響でエリスロポエチンの産生が低下あるいは同物資に対する反応の鈍化が起こり、心不全を抱えるヒトの30%(入院患者
手術に臨む獣医師が気を遣うべきこと。その第一は、術野を清潔な状態に保つことである。故に、術者の手指の消毒は、細心の注意を払って「ベスト」な方
糖尿病を患い、FIVに感染した7歳のオス猫が鼻と耳に皮膚トラブルを発症したとして、ギリシャのテッサロニキ大学付属動物病院を訪れた。鼻に紅斑と
犬猫に良くみられる歯周病に対する治療は、原則、全身麻酔下で実施されることが多い。そこで、疑問が浮かぶ。多かれ少なかれ、全身麻酔は腎臓に負担を
生後6ヶ月のラブラドール・レトリバーは、歯に問題を抱えていた。下顎の犬歯(永久歯)が舌側に変位して、上顎の歯肉に喰い込み、痛みと損傷を齎して
ライム病は、マダニが媒介するボレリア属の細菌がヒトや犬に感染することで、発熱、皮膚病(紅斑)、神経症状などを起こすズーノーシスであり、日本で