犬を飼育するために重要なことの一つ、運動は彼らのストレスを軽減し、適正な体重の維持に寄与し、健康を維持する効果があると言われている。そのため、オーナーは愛犬の運動の過不足を把握する必要があると考えられるのだ。では、運動が不足している場合、犬にどのような変化が起きるのだろうか。
冒頭のような背景の中、認定獣医師などが執筆した専門性の高い情報を発信するpetMDは、運動不足の犬に見られる兆候に関するオンライン記事を公開している。それによると、兆候は6つ。以下に記すことがそれだという。
◆運動不足の犬に見られる6つの兆候◆
・体重増加:消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多い状態。
・破壊行動:体力が有り余ってストレスを貯めている状態。ドアを引っ掻き、ゴミを荒らすなどの問題行動を起こす。
・引きこもる行動:運動刺激の少なさからくる鬱状態。
・多動:注意力が低下し落ち着きがない状態。いたずらをしたり、トラブルや誤食を起こす。
・過剰咆哮:何か(運動)を必要とするように訴える吠え声。
・筋肉や関節のこわばり:運動によって適度な柔軟性を保つ必要がある。
皆様の愛犬は、上記のうち何れかに該当するだろうか。もし該当するならば、病気の有無に関して動物病院に相談しつつ、適度な運動を犬たちにさせて頂ける幸いである。ヒトにも犬にも運動は必要なもの。自分自身と彼らの健康維持のために、定期的な運動を心掛けて欲しい。
参考ページ:
https://www.petmd.com/dog/general-health/top-signs-your-dog-is-not-getting-enough-exercise