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ウサギの飼育環境の変化に注意を促すイギリスのチャリティ団体

投稿者:武井 昭紘

56万羽とも推計されているイギリス国内で飼育されているウサギは、同国の小動物臨床にとって、犬猫に次ぐ第3の診療対象動物といって過言ではない。そのため、ウサギの飼育や病気に纏わる最近の動向を把握することは重要とされているのだ。

冒頭のような背景の中、チャリティー団体PDSA(People’s Dispensary for Sick Animals)は、ウサギに関する新しい統計学的調査の結果を発表した。それによると、56万羽の半数以上(51%)が屋内で飼育されており、3年前の調査結果、39%と比べて大幅に増加したとのことである。また、22%のウサギは、動き走り回る余裕が無い小スペースの小屋で飼われているという。

これを受け、PDSAは注意喚起をする。室内で飼われている彼らに日光浴と走り回る機会を与えて欲しいと。読者の皆様が愛するウサギは今、どのような環境で生活しているだろうか。もしも外に出る時間が殆ど無いという場合は、その時間を意識して作って頂けると有難い。

外にウサギを出す時は、彼らがワイヤーやケーブルなどを齧らないように気を付けましょう。

 

参考ページ:

https://mrcvs.co.uk/en/news-story.php?id=22639


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