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ライフラインが絶たれた動物病院や動物保護施設に発電機を贈るための活動

投稿者:武井 昭紘

あれから1年。

世界が冬季オリンピックで盛り上がっている最中、ロシアはウクライナに攻め入った。その戦争が今でも続いている。そして、報道・ニュースを見ている限りだが、ロシアはウクライナのライフラインを攻撃しているようなのだ。つまりは、おそらく水や食糧もさることながら、電気の供給もままならない状況になっていると考えられるのだ。

 

冒頭のような背景の中、イギリスのロンドンに拠点を置いて犬猫の保護や里親探しから獣医療の提供まで行う慈善団体であるBattersea Dogs and Cats Homeは、ウクライナの動物病院や動物保護施設に発電機を贈るべく、20万ポンド(約3200万円)に及ぶ資金を提供した。この資金で購入できる発電機の数は、実に49台。1ヶ月にして4500匹の動物の治療、8000匹の世話(管理)に必要な電力を賄えるという。

 

『これで救急外来の受付が再開できる』。

ウクライナ北東部の都市ハルキウの動物病院は、そう述べる。果たして、終わりの見えない戦禍において、発電機はどれほどの動物たちを救うのか。動向に注視したい。

発電機がペットを手離すことを考えているヒトを援助する力になることを期待します。

 

参考ページ:

https://mrcvs.co.uk/en/news/22290/Battersea-provides-support-to-vets-in-Ukraine


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