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ソファから飛び降りて跛行を呈した猫が抱えていた病気

投稿者:武井 昭紘

8歳の猫がソファから飛び降りて、跛行を呈するようになった。因果関係を考えると、高い所から飛び降りて四肢を負傷したことが最も疑わしかった。そこで、動物病院を訪れる。すると、治療無しでは命の危機に瀕するであろう病気が見付かった。一体、その病気とは何であろうか。

彼は、うっ血性心不全の状態にあった。しかも、心臓の中には血栓があり、動脈血栓塞栓症も併発している。そして、その結果、後肢への血流は遮断されていた。しかし幸いなことに、迅速な診断と治療がスムーズに行われ、跛行は消失したという。

キッカケは何であれ、猫が跛行している時は要注意である。その裏に心臓病が隠れていることがあるからだ。今まさに愛猫に心当たりのある症状が出ている場合は、すぐさま動物病院に相談して欲しい。重篤な状態や致命的な状態になってからでは遅い。ゆめゆめ、そのことを忘れずにいて頂けると有難い。

呼吸と食欲にも異常があったようですが、何れも回復しているとのことです。

 

参考ページ:

www.vettimes.co.uk/news/feline-heart-failure-discovery-after-sofa-jump/


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