彼らは何を想うか。そして、どう行動するのか。1週間以上の医学的な隔離、つまり、入院を強いられて。長期的な入院を要する症例は、世界中どこの動物病院にも存在しているだろう。長く長く、一定の場所に留め置かれた状態で、慣れ親しんだオーナーの自宅を離れて、動物たちは良く耐えていると感心する。また、「その状況」が齎す影響を心配に思う。身体的および精神的な負担は如何ばかりかと。
バーミンガムの北西に位置するハーパーアダムス大学を卒業する時期を迎えた動物看護学生が、その影響を明らかにするべく研究に臨んでいる。1週間以上の入院をした、12ヶ月齢以上の犬を看護した経験を持つ認定動物看護師を対象にして、オンライン調査を展開しているようだ。日常生活にあった、ありとあらゆる刺激が減ったことが、彼らの行動にどのように影響をするかを調べるという。
果たして、彼らは何を想うか。そして、どう行動するのか。入院というストレスが犬に与える影響が白日の下になり、病気と闘う彼らの福祉が向上することを願っている。
参考ページ:
https://mrcvs.co.uk/en/news-story.php?id=21361