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National Poison Prevention Weekに合せて公開されているペットにとって危険なもの

投稿者:武井 昭紘

スキー場や北海道における雪不足を招く程に暖かい日が目立った今冬も終わり、都内の標本木が記録的に早い開花を迎えた3月の第3週(15日~21日)。中毒に対して注意喚起を促す1週間、National Poison Prevention Weekが訪れた。おそらくは、昨年に続いて今年も、一般家庭におけるペットライフは、犬や猫たちが中毒に陥るリスクに満ちていることであろう。そこで、本稿では、再びペットの中毒について啓蒙するべく、アメリカ獣医師会(American Veterinary Medical Association、AVMA)の取り組みを紹介したい。

 

「Household Hazards」

現在、同会は、ツイッターアカウントを通して、#NationalPoisonPreventionWeekというハッシュタグを添えつつ、ペットの中毒に関する注意点を纏めたページへのアクセスを促しており、この啓蒙週間にて、改めて「家庭に潜む危険」を学んで欲しいとメッセージを発信している。

キッチン(ヒトが食べる食品)に。
ヒトが飲む薬に。
クリーニング製品に。
殺虫剤・防虫剤・芳香剤に。
ガレージに。

どのような危険が潜んでいるのか。
そして、その危険からペットたちを守る方法とは。
AVMAは訴え掛ける。

 

『あれを食べた』、『これを飲んだ』と慌てて動物病院を訪れるオーナーとペットが後を絶たない日本の小動物臨床の現状を考えると、これは対岸の火事ではない。よって、是非とも、読者の皆様にもHousehold Hazardsを一読して頂き、ペットの中毒を未然に防いで貰えると幸いである。

Household Hazardsに関するパンフレットがダウンロードできるようになっておりますので、利用してみて下さい。

 

参考ページ:

https://www.avma.org/resources/pet-owners/petcare/household-hazards


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