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犬の分離不安症を解消するための新しい研究への供試犬を募るアメリカの大学

投稿者:武井 昭紘

犬の分離不安症は、オーナーと罹患犬が物理的に離れることで、ムダ吠え、破壊行動、過剰な唾液分泌などの顕著な症状が表面化する問題行動の1種であり、オーナーおよび犬の双方に莫大なストレスを発生させる特徴を有している。故に、獣医師は、両者の抱える不安や悩みを具に受け取り、解決へと導く必要があり、既存の手法(躾の見直し、投薬、声帯除去術)以外にも、動物福祉またはオーナーのQOLの向上という観点から、多角的なアプローチに基づく新たな治療法の開発・普及が常に望まれている。

そのような背景の中、ノースカロライナ州立大学は、抗不安デバイスを用いた新しい研究を進めるために、オンラインで供試犬を募集している。なお、同研究に参加する個体は、無料の健康診断と治療(非薬理学的な抗不安療法)を受けられるとのことである。

上記のことから、今回紹介した研究が成果を上げ、オーナー・犬の負担を限り無く最少限化した治療法(獣医療サービス)が確立されることを期待している。

研究を無事に終えた際には、ギフトカードがもらえるとのことです。

 

参考ページ:

https://drive.google.com/file/d/1FgJASC_SnrsyvEzVCi0FdEuayf8gqAnL/view


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