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熊本県内の保護団体 オンラインで譲渡会

投稿者:AsaT

犬や猫の保護活動を行う熊本県内の民間団体は、新型コロナウイルスの影響で譲渡イベントを開催することができず、引き取り手探しに苦慮している。この状況を脱しようと、SNS上で「オンライン譲渡会」を開く動きが広がっている。

記事によると、熊本市東区の市動物愛護センターでは、毎月開催していた譲渡会を3月から中止。引き取り手には個別に対応しているが、施設の収容能力はギリギリで、さらに増えれば殺処分を検討しなければならないという。

保健所や同センターに収容された犬や猫をいったん引き取り、新たな飼い主を探す民間の動物愛護団体も頭を悩ませている。

けがを負った猫を中心に保護している「チームにゃわん」(梅崎恵美子代表)では、ボランティアスタッフ約70人で世話をしているが、出産シーズンも重なり、預かる数が増加しているが譲渡ができていない状況。

御船、宇城保健所の動物の譲渡を仲介する「アニマルアシスト千手」は、16日にフェイスブックとインスタグラムの生配信でン譲渡会を試みた。御船保健所に収容されている4頭の犬の特徴を示したボードを使って説明が行われた。譲渡会の開催を中心に活動する「ジョートフル熊本プロジェクト」も、複数の団体が参加するユーチューブを使ったオンライン譲渡会を計画中だという。

「動画なので犬たちの様子が分かりやすい」とコメントも寄せられた。代表の土田悦子さん(48)は「自粛がいつまで続くか分からず、何かしなければと思い立った」。


https://this.kiji.is/627112235611112545?c=92619697908483575

<2020/04/26 熊本日日新聞>

熊本県内の保護団体 オンラインで譲渡会

 

 


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