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ダチョウを愛する大学教授が開発 インフルも花粉も撃退する「ダチョウ抗体マスク」

投稿者:AsaT

悩まされる花粉や鳥インフルエンザ、PM2.5にも対応できる「ダチョウ抗体マスク」をご存知だろうか?このマスクはダチョウを愛してやまない、大学教授が開発したものなのです。

「ダチョウ抗体マスク」は花粉アレルゲン、季節性インフルエンザ、新型インフルエンザ、鳥インフルエンザに対し、 選択的に結合するIgy抗体が数100兆個以上も敷き詰められており、感染ウイルスの表面の突起を抗体が覆うため、ウイルスからのリスクを低減できる。感染抑制率が99%以上というから驚きだ。

記事によると、クロシード株式会社が発売する同マスクは、ダチョウ抗体研究の第一人者である、京都府立大学大学院/生命環境科学研究科の塚本康浩教授が生みの親だ。2003年から研究を本格的に開始し、2005年にダチョウの卵から抗体を取り出すことに成功したことが、マスクに活用されているという。

塚本教授は大阪府立大学の獣医学科に入学。大学院を経て、ニワトリなどの家禽の感染症の研究で成果を上げ、今度は自分の好きな鳥を研究しようと、ダチョウ牧場に毎週通っていたそうだ。

ダチョウは生命力が強く、感染症にかかりにくい。寿命も約60年と長いことから、免疫力が高い鳥だ。この高い免疫力を人々の健康維持に役立てようと、開発されたのがダチョウ抗体なのだという。

ダチョウ抗体はマスク以外でも、スプレーやサプリメントなども開発。ほかにも、インフルエンザや花粉症対策の飴や、発展途上国で消化管感染症を防ぐ抗体を飴に混ぜ、無償で配るチャリティープロジェクトも行っている。

ほかにも、米軍と共同開発でエボラ出血熱の抗体を開発し、可能性がさらに広がっているという。今後ますます注目を集めていきそうだ。

ダチョウは危ない鳥なんです(笑)。僕も蹴られて足を骨折し、入院したこともあります。扱いづらいので研究の対象になっていなかったのかもしれませんね。また、繊細なところもあり、ストレスを感じると卵を産まなくなるので、飼育方法の難しさも一因かもしれません


参照元リンク

<日経トレンディネット 2/6(月) 10:49配信>

「ダチョウ抗体マスク」(25枚入り、4500円)はクロシードのウエブサイト)やドラッグストアなどで販売中。一般用のRサイズのほか、女性向けのSサイズ、子ども用のSSサイズも展開

「ダチョウ抗体マスク」(25枚入り、4500円)はクロシードのウエブサイト)やドラッグストアなどで販売中。一般用のRサイズのほか、女性向けのSサイズ、子ども用のSSサイズも展開

 

 

 

 

 

 


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