国の天然記念物に指定されている紀州犬(きしゅうけん)の審査会が三重県津市の結城神社で開かれ、3匹の紀州犬が参加した。
3匹のうち松阪市阿波曽町の奥野悦子さん(72)が飼育しているメスの「阿波鉄春姫号」が、優良な紀州犬として県に登録されることになった。紀州犬は現在100匹ほどに数が減少しているとされ、審査会では保護と繁殖活動を高めるために県が1951年より毎年開催している。
審査は、県内で飼育する伝染性疾患のない生後1年以上の紀州犬を対象に県教委が開催。
<産経新聞 6月20日(月)7時55分配信>