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宮崎県 産学官連携 畜産のDX化 牛の顔をAIで識別するアプリなどを実用化

投稿者:AsaT

牛の顔をAIで識別するアプリなどを実用化するため、宮崎大学がJAなどと連携して研究開発に取り組み、産学官で畜産のDX化を目指す。

記事によると、このプロジェクトは、宮崎大学やJA宮崎経済連、県などでつくる研究チームが発表。今回のプロジェクトでは、宮崎大学が研究を進めてきた牛の顔をAIで見分ける技術を活用。産学官で連携して、個体識別アプリの製品化や新たな診察記録システムなどの開発を目指すという。

現在、牛の識別方法は、耳に付けられたタグ「耳標」の番号を農家が目視で確認するのが主流だが、宮崎大学農学部 獣医学科 関口 敏准教授によると、「私たちも研究でフィールドに出て牛の個体を確認する時に必ずこの10桁を読み取って番号を書き取りますが、この作業に本当に多くの時間を費やします。」

実用化されれば、スマートフォンをかざすだけで牛を見分けられるようになり、感染症のまん延防止措置の迅速な実施や、エサの管理の効率化などが期待できる。宮崎大学によると、牛を顔で見分ける技術の研究開発は、国内で初めてとなる。

宮崎大学農学部 獣医学科 関口 敏准 教授「(2010年の)口蹄疫を起点に防疫の先進県として、宮崎県がリーダーシップを発揮し、宮崎モデルを構築することによって、そこから全国に波及できればいいと考えております。」


https://www.umk.co.jp/news/?date=20230718&id=19517

<宮崎テレビUMK  2023/07/18>

宮崎県 産学官連携 畜産のDX化 牛の顔をAIで識別するアプリなどを実用化(写真と記事は関係ありません)

 

 


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