米国で8年生(日本の中学2年生)の少女が、動物保護センターに保護されている捨て犬と里親候補をマッチングさせるサイトを立ち上げ、賞賛の声が上がっている。
記事によると、テキサス州のオースティンの学校に通うエイデン・ホロウィッツさん(13)が「Dog Do Or Dog Don’t」というサイトを学校の課題で立ち上げ、成果が出ているという。
エイデンさんはまず、飼い主が保護センターに渡してしまう原因を調査。すると、そもそも飼い主が不適切なタイプの犬を飼い始めたことが原因である場合が、半数以上であることが分かったそう。
そこで、里親と捨て犬とのタイプをぴったりマッチングさせることができれば、犬が再び捨てられることを避けられ、里親も増えると考えてサイトを立ち上げた。サイトでは14の設問に答え、候補の捨て犬とマッチングされる仕組みになっている。
サイトは動物保護団体「Austin Pets Alive!(APA)と連携していて、これまで1万回以上閲覧され、5組のマッチングに成功しているという。エイデンさんは自分の立ち上げたサイトと連携する保護団体を増やし、捨て犬を1匹でも多く救いたいと願っている。
サイトを訪れた里親候補がすべての設問に答えると、回答がパラメータ化され、それにマッチしたAPAに掲載されている犬が候補として示される仕組みになっている。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/228767
<2018年5月11日 日刊ゲンダイ>