北九州を拠点とする航空会社、スターフライヤーは1月26日、国内定期便において日本初となる機内ペット同伴サービス、「FLY WITH PET!」を開始することを発表した。
記事によると、サービス開始は2022年3月27日から。料金は1匹あたり5万円。対象便は羽田～北九州間の1日4便限定（77便、89便、78便、90便）で、指定サイズのペットケージ(50cmx40cmx40cm)に入る小型の犬及び猫を対象とし、各便1匹まで持ち込み可能。座席は、当該便の最後列27列目を使用。窓側座席にペットケージを設置し、飼い主である旅客は隣の席に座るという。
スターフライヤーではペットと一緒に飛行機内で旅行できるサービス導入を目指し、2021年より検証フライトを重ねており、飛行機にペット同伴でご搭乗し、一緒に空の旅をお楽しみいただけるサービスを実現した形だ。
今まではペットは客室に搭乗することはできず、空調機で温度や湿度を管理している貨物室で過ごす形だった。ケージ内で飼い主と離れて過ごすことは、愛犬の心身のストレスや負担が大きいと感じていた飼い主も多かった。ペット同伴で機内で一緒に過ごせるサービスの登場で、旅行や移動の選択肢が増える事に繋がるだろう。
同社は「これまでの検証結果を踏まえ、獣医師や医師の指導のもと、研究結果等の知見を活用した徹底したアレルギー対策を実施し、すべてにお客様が安心、安全な飛行機の移動をお楽しみいただけるよう、サービスの拡大に取り組んでまいります」としています。
スターフライヤー 国内初「ペットと一緒に旅客機内へ搭乗」サービス開始へ（写真と記事は関係ありません）
