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英国獣医師会も注意喚起を行う熱中症と7つの対策

投稿者:武井 昭紘

2018年7月23日、東京都青梅市で観測史上初めて40℃を超える異常気象となった。これは、「ダブル高気圧」とも称され、チベット高気圧と太平洋高気圧が本州上で重なることが大きな要因と考えられている。

つまり、「昨年まで大丈夫だったから」という理由により、「今年も熱中症にはならない」と油断することは、非常に危険と言える。

そこで、熱中症への注意喚起をしたいと思う。本稿では概要を記載するため、詳細は、昨日、英国獣医師会(British Veterinary Association、BVA) のツイッターに公開された「7 simple steps」をご参照頂きたい。

◆BVAから発信された7 simple steps◆
1.ペットへ常時給水できる体制を整える
2.必要に応じて、いつでも換気をする意識を持つ
3.暑い日は散歩・運動をさせない
4.暑い日は日除けでペットを守る
5.熱中症の兆候を覚えて、ペットを良く観察する
6.車内に動物を残して離れない(時間の長さではない)
7.ペットを冷却しても反応が鈍い時は躊躇無く動物病院へ向かう

今年7月22日におけるヒトの熱中症に関わる救急搬送は、消防庁史上最多を更新している。

ペットの熱中症にも充分に配慮して、暑くても、穏やかペットライフを過ごせる家庭が1件でも増えることを願っている。

今回の記事をキッカケに、熱中症に陥るペットが1匹でも減ることとなれば、幸いです。

 

参考ページ:

https://twitter.com/BritishVets/status/1021372176182673410/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Eembeddedtimeline%7Ctwterm%5E794197898233790464&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.petadvisory.org.uk%2F


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