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アメリカのウェブサイトで紹介された印象的な日本製の口輪(犬用)

投稿者:武井 昭紘

小動物臨床またはペットライフにおいて、攻撃性が強い個体の行動を制御する目的や、治療の一環として、口輪の使用を検討することがある。しかし、以前に紹介したエリザベスカラーのように、一目で口輪と分かるような「限られたデザイン」の商品が大半を占めるという現状がある。これは、ペットオーナーの視点に立つと、愛犬が有するトラブル・問題点が周囲に向けてアピールされているようなネガテイブなイメージを、口輪に対して抱いてしまう要因となり得るのではないだろうか。

そこで、アメリカの獣医療サイトであるDVM360は、大阪に本社を置く株式会社テラモトがリリースしているユニークな口輪を紹介した。同製品は、外観が「アヒルの嘴」を思わせる形状となっており、口輪のイメージを明るく一変させるほどに印象的である。また、サイズは、一般的な口輪と同様、超小型〜中型まで用意されているため、愛犬の骨格に合わせて選びやすい利点もある。

上記のように、今後も、日本製のペット用品が、(普段よりも少しだけであったとしても)楽しくなるような話題を提供し続けられることを切に願っている。

問題行動や疾患の治療に使われるペット用品のデザイン性を高めることは、獣医学的視点ではないですが、「ペットオーナーが受け入れやすい」獣医療を実現するための重要な概念だと思います。

問題行動や疾患の治療に使われるペット用品のデザイン性を高めることは、獣医学的視点ではないですが、「ペットオーナーが受け入れやすい」獣医療を実現するための重要な概念だと思います。

 
参考ページ:

http://t-oppo.jp/quack.html

http://veterinarymedicine.dvm360.com/worlds-cutest-dog-muzzle


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