冬休み、忘年会、クリスマス、お正月。
年末年始は、多くのヒトにとって、「特別な気分」を感じられる機会が増える時期であると言える。それを裏付けるように、愛犬・愛猫に対して、瀕死状態に追い込んでしまうリスクを抱えているはずの、普段は与えない物を食べさせてみたくなるヒトは少なくない。しかし、ペットオーナーの「特別な」心理変化に伴う行動(給餌)の実態を数値化した調査は存在していないのが現状である。
そこで、ペットライフを含む、ヒトの日常生活全般に関わる保険サービスを提供しているDirect Line社は、今年12月、ある調査結果を公開した。同調査では、オーナーの約半数が、クリスマスの食材をペットに与えてしまうことが明らかとなっており、代表例がリストアップされている。
リストの中には、骨、たまねぎ、グレイビー(煮汁)、チョコレートなどが記載してあり、ペットの体に合わない場合、長期入院、輸血、外科手術を強いられるものが目立つ(参考ページをご覧下さい)。
上記のことから、動物病院からペットオーナーに向けて、年の瀬を穏やかに過ごすための飼育ポイントについて、啓蒙・教育を積極的に行うことが必要なのかも知れない。
参考ページ:
https://www.directlinegroup.co.uk/media/news/brand/2017/20171215.aspx