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Dog Chocolate Toxicity Meter~愛犬が食べたチョコレートの種類や量に応じたアドバイスを贈るサイト~

投稿者:武井 昭紘

思い思いの仮装をして、『トリック オア トリート!』。毎年10月31日に世界各地で行われるハロウィンイベントでは、この言葉が飛び交う。そして、チョコレートなどのお菓子が子供たちに配られるのだ。何とも微笑ましい光景である。しかし、そこに犬が居る場合は気を付けて欲しい。なぜならば、彼らにとってチョコレートは毒物と言って過言ではないからだ。そして、万が一にも彼らが「それら」を食べてしまった場合は、動物病院に相談することを検討して欲しい。これは、世界中の獣医師の切なる願いである。

 

とはいえ、どのタイプのチョコレートを、どれくらい犬が食べたら相談しなければならないレベルに達するのか。おそらく、その答えを知っているオーナーは多くないだろう。そこで、あるサイトを紹介したい。その名も「Dog Chocolate Toxicity Meter」。犬の体重(ポンドに換算する必要あり)、チョコレートの種類に量(オンスに換算する必要あり)を指定の欄に入力するだけで、現在置かれている状況や深刻度を教えてくれて、それに応じたアドバイスを贈ってくれる便利なサイトだ。

 

例えば、体重10kg(約22ポンド)の犬がダークチョコレートを30g(約1オンス)食べたとしよう。すると、アドバイスは以下のようになる。

『獣医師による診察が必要な場合あり。 犬を注意深く観察すること。 症状としては嘔吐や震えがみられるかも知れない。』

このアドバイスから、「症状が出た時は動物病院へ」と覚悟ができると思う。本日は10月31日。ハロウィン当日だ。何も悪いことが起きないことを願うが、もしも犬がチョコレートを食べてしまった時は、Dog Chocolate Toxicity Meterに判定してもらうことをお薦めする。しかし、その前に心構えを少し。この自動判定器のお世話にならなくても済む方法がある。それは、チョコレートを犬の口が届く範囲に決して置かないことだ。このことは、くれぐれも忘れないで頂きたい。絶対に犬がチョコレートを誤って食べる状況を作らないこと。これだけは必ず守ると約束して欲しい。

Chocolate Toxicity Calculator for Dogs」というサイトもご参照下さい。

 

参考ページ:

https://www.petmd.com/dog/chocolate-toxicity


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