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農林水産省 動物用医薬品の臨床研究、国が初のルール設定

投稿者:AsaT

動物用医薬品の臨床研究を巡り、農林水産省が都道府県や日本獣医師会などに、医薬品医療機器法に違反しない適正な研究の基準を示す通知を出したことが分かった。国が動物用の臨床研究のルールを定めるのは初めて。

記事によると、臨床研究を巡っては、鳥取大農学部共同獣医学科の男性教授(3月末に退職)が2014~21年度、犬猫用がん治療薬の未承認の試薬を全国の延べ791の動物病院に有償提供し、ペットなどに投与されていたことが読売新聞の3月26日の報道で明らかになっている。

獣医師の田村豊・酪農学園大名誉教授は「曖昧だった臨床研究の適切な枠組みが示され、創薬現場としては研究しやすくなった」と話した。動物用医薬品のコンサルティング会社を経営する氏政雄揮・獣医師は「基準が明確化された意義は大きい。さらに法整備されれば、臨床研究の透明性が高まり、研究ニーズも増えるのでは」とする。


https://www.yomiuri.co.jp/national/20230512-OYT1T50120/

<2023/05/12 読売新聞オンライン>

農林水産省 動物用医薬品の臨床研究、国が初のルール設定(写真と記事は関係ありません)

 

 

 


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