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大分県 水族館うみたまご トドがJAZA初繁殖認定を授与

投稿者:AsaT

大分県の水族館うみたまごで、2021年6月に産まれたトドの人工保育の功績を称えられ、日本動物園水族館協会(JAZA)より初繁殖認定を授与された。

記事によると、「初繁殖認定」を受けたのは同館の「ロコ」(1歳)で、21年6月25日に生まれた。出生後24時間が経過しても母親「ポロ」からの授乳がみられず、元気が無くなったため完全人工哺育に切り替えた。一時は与えるミルクの濃度調整や消化の具合、排便の状態などがうまくかみ合わず苦労したという。

JAZAの掲げる活動の一つに野生動物を絶滅から守る「種の保存」があり、「初繁殖認定」は、JAZA加盟の動物園・水族館で飼育している動物が国内で初めて繁殖に成功し、誕生後6カ月以上生存した場合に授与される。

生まれた当時は体重17・8キロ、体長98センチだったが、アジやシシャモなど1日に7キロのエサを食べ、現在は体重90キロ、体長150センチまですくすくと成長しており、館内での展示も始まっている。

飼育員の石井雄太さんは「ロコは人なつっこい性格なので、可愛いしぐさなどを見に来てほしい」と呼びかけている。


https://www.asahi.com/articles/ASR287K1TR21TPJB004.html

<2023/02/09 朝日新聞DIGITAL>

https://www.umitamago.jp/2023/01/04/roko/

<水族館うみたまご ホームページ>

大分県 水族館うみたまご トドがJAZA初繁殖認定を授与

 


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