現在、イギリスでは、猫にも「短頭種」という概念が適応されるようになり、飼育の難しさ、有病率の高さに対して真剣に向き合いながら、種の今後について考えるという意識が高まりつつある。しかし、一方で、英国に暮らす「犬の短頭種」では、その人気の高さが裏目に出たかのようにネグレクトを経験し、オーナーを失う個体が後を絶たず、生まれながらにして、あらゆるペットが持っているはずの「命の平等性」が著しく欠いてしまっている印象が否めない。
よって、これは、国際的に、且つ、早期に是正すべき重要な課題であり、海外の事例を基にして解決案の一つを記載したいと思う。
その事例とは、フィラデルフィアに拠点を置くGet Your Petという動物関連団体のオンラインでの活動で、11月15日に行なわれるEvery Dog Dayである。なお、同写真コンテストは、SNS上に#EveryDogDayとともに愛犬の写真をアップするもので、「全犬種に与えられた平等」を広く一般に啓蒙する目的を伴っている。
上記のことから、紹介したいハッシュタグがアメリカから全世界へと拡散すれば、ネグレクトまたは一部の犬種に発生する流行をグローバルに抑制できるのではないだろうか。故に、本稿をご覧の愛犬家の皆様は、国が異なるとは思うのだが、是非、参加してみて頂けると幸いである。
写真コンテストの優勝者は、250ドル相当のギフトカードが貰えるとのことです。
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