ニュース

動物実験に代替 教育用シミュレーションソフト開発

投稿者:AsaT

動物を使わない実験方法として、モデルやマネキンを使用したり、データーベースを活用するなどが世界各地で行われています。島根大医学部とソフトウエア制作会社が、端末上で薬理作用が確認できる教育用シミュレーションソフトを開発したそうです。

記事によると、医学系学生らが行う動物実験は、動物愛護と予算減の両面から実施が難しくなっており、島根大医学部(島根県出雲市)とソフトウエア制作会社「イーグリッド」(本社:島根県出雲市)がタッグを組み、平成27年からシュミレーターの共同開発を開始していました。

両者は出雲市の医工連携支援を受けて安価で簡便なシュミレーターを製品化し、今年4月には商標出願にこぎつけています。

同学部では動物実験を30~40人で1台の装置の操作が現状だが、薬剤投与では死に至ればそこで実験が終了してしまう。開発したシュミレーターでは1人ずつ任意の実験が可能になるそうです。

このソフトでは、モルモットの心房▽ラットの血圧▽モルモットの腸管-の3パターンについて、3~6種類の薬剤の投与・添加を想定した模擬実験が可能。


参照元リンク

<2018.7.18 産経WEST>

シミュレーターについて説明する島根大医学部の臼田春樹助教

 

 

 


コメントする