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パンダ貸し出し 安倍首相が中国と直談判を予定

投稿者:AsaT

上野動物園で2017年6月に誕生したパンダのシャンシャン。昨年の12月にシャンシャンと母親のシンシンを公開した際には、抽選が行われるほどの人気でした。人気は今も続いており、観覧列に並んで案内する形をとっているようです。

そんな人気のパンダの新たな貸し出しを求め、10月26日から予定されている日中首脳会談の場で、安倍首相がパンダの貸与を求めて交渉することが分かりました。

記事によると、日本では東京の上野動物園に3頭、和歌山県のアドベンチャーワールドに6頭、兵庫県の王子動物園に1頭と、計10頭のパンダを飼育。菅官房長官は、「国民に広く親しまれるパンダの来日というのは、実現すれば喜ばれるだろうと思います」と述べています。

上野動物園では、新たなパンダが登場するたびに入場者数が増加。上野動物園周辺の様々な店でパンダモチーフのフードや雑貨などが発売されるなど、経済効果は計り知れません。

今回の交渉で新たなパンダが日本へ迎えられる場合、飼育先の候補となっているのが、神戸市の王子動物園と宮城県仙台市の八木山動物公園だそうです。王子動物園は2010年にオスのコウコウが死んでしまい、メスのタンタン1頭だけの状態。お婿さんを待ち望んでいるといいます。

一方、八木山動物公園では東日本大震災した人々を癒そうと、パンダ誘致に取り組んできたそうです。今後、パンダ誘致が決定した場合、どこの動物園に決まるのか注目が集まるでしょう。

拓殖大学・富坂聰教授は、「中国側から見たときに、両方大きな差はないと思う。逆に、中国側が選んだという形にはしたくないので、日本側でちゃんと決めてほしいと思う」と話した。


https://www.fnn.jp/posts/00403471CX

<2018/10/18 FNNPRIME>

パンダ貸し出し 阿部首相が中国と直談判を予定(写真と記事とは関係ありません。写真:photo-AC)

 


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