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競走馬引退後 殺処分から救うためのクラウドファンディングが目標額を達成

投稿者:AsaT

競走馬は華やかに走り、多くの人を魅了する。しかし、引退後は殺処分され馬肉や肥料などにされる馬が多い。そんな問題に向き合い、殺処分から救うプロジェクト実施に向けてクラウドファンディングが行われた。

記事によると、プロジェクトを立ち上げたのは中務めぐみさん。競走馬が走る姿やドラマに引かれて競馬ファンとなったが、同時に引退した競走馬の現実を知ったそう。引退した競走馬は運が良ければ観光牧場や乗馬場に引き取られるが、再調教のため長い期間と費用が必要で、ほとんどの競走馬は殺処分されるという。

今回対象となっているのは関西の養老牧場に預けている4歳馬。プロジェクトで達成した資金は次の役割が決まるまでの間に牧場でかかる預託料、獣医師検診代、削蹄代などの費用として使われるそうだ。

再教育プログラムは順番で選ばれ、乗馬や観光用など次の役割に合った調教が行われる。今回の資金調達で浮いた費用は、再教育プログラムの順番が長引いた場合の費用や次の馬につかわれるという。

今回のクラウドファンディングは見事に目標額を達成。All-or-Nothing形式で、目標額に達しなければ支援が受けれないものだが、第一目標の20万円に2017年12月18日に達成。ネクストゴールの50万円には届かなかったが、最終的には31万6000円を集めることができたそうだ。

中務さんクラウドファンディングのページ上で「この活動は小さな事かもしれませんが、まずこの馬の今後の動向をしっかり見守っていき、少しでも多くの人に伝えていきたいと思っています。


参照元リンク

<1/11(木) 8:30配信 ねとらば>

今回のプロジェクトの対象となる4歳馬(Readyforより)

今回のプロジェクトの対象となる4歳馬(Readyforより)

 

 

 

 

 

 

 

 


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