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引き取り手がいない犬猫のために…米国の活動家が始めたド派手な巨大看板作戦!

投稿者:AsaT

長期間、引き取り手が現れない犬猫への支援策として、米国の動物保護活動家が始めた広告看板が注目されています。

記事によると、カンザス州ミッション市の動物保護施設「オールウエーズ&フォーエバー・ミッドウエスト・アニマル・サンクチュアリ」で、11歳のメス犬のピットブル「サリースー」は引き取り手がなく、2年間を施設で過ごしていました。

地元でペット関連グッズ販売や、引き取り手が見つからないペットを支援する活動を行っている会社「ミッション・ドリブン・グッズ」は、広告看板を活用する試みを開始する際に、第1号にサリースーが選んだそうです。

幅9メートルの巨大看板に、市内の動物保護施設で引き取り手がいない犬や猫の写真、名前、それに「私をもらってくれませんか?」というメッセージを印刷。それを州間高速道路35号線(I-35)沿いなどミッション市内の複数の場所に設置しました。

同社のオーナー、スコット・プーアーさんは地元テレビ局に、「SNSだと同じようなメッセージを同じような人たちに送り続けることになります。でもI-35沿いの広告看板は何千人もの目に入ります。引き取りたいと思ってくれる方が1人、看板の犬と目が合えばいいんです。そうすれば1匹の命を救うことができる」と話しています。

「サリースーの引き取り手が決まった」という報道はまだないが、スコットさんの試みはネット上で注目を集め、複数のメディアが報じています。次は現在2番目に古参の犬か猫が看板に掲載される予定だそう。

日本でもネットが中心で情報を得ることが多いため、動物保護施設の周知や、より多くの人にメッセージを送るには良い方法ではないかと考えさせられる記事です。

「ペットの引き取り手を探すのに広告看板は通常の方法じゃないかもしれません。でも結果的に引き取り手が現れれば、ミッションコンプリートだと考えます」とスコットさん。


https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294220

<2021/09/03  日刊ゲンダイDIGITAL>

引き取り手がいない犬猫のために…米国の活動家が始めたド派手な巨大看板作戦!(写真と記事は関係ありません)

 

 


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