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ヒトと愛犬の関係を良好にする犬用スマートフォンの開発

投稿者:武井 昭紘

犬を飼うということは、日常生活において「癒し」を得られる方法の1つだと思う。ただ、癒しを得ることだけでは犬を飼うことはできず、必ず「犬の世話」という義務が伴う。そして、いくら犬が好きで、世話をすることが苦でなくとも、365日24時間、犬の相手をすることは不可能である。

そこで、アメリカのPulsePet社は、GoBoneというスマートデバイスを開発した。このGoBoneには、ペットオーナーと愛犬の関係を良好に保つための機能が搭載されている。

1.設定した条件によるオート機能と学習機能

犬種、年齢、体重などを事前に登録し、オートモードに設定すると、愛犬が興味を持つような動きを開始する。また、愛犬の行動を学習し、よりGoboneに反応するように、動きを修正する。

 

2.ゲーム機能

ペットーオーナーがGoBoneを操作できる設定にすると、GoBoneが愛犬と遊ぶためのオモチャになってくれる。

 

3.カメラ機能

遊んでいる愛犬の姿を撮影できる機能であると同時に、ペットオーナーが留守中の愛犬の行動を観察することが可能となっている。

 

上記の機能があることで、雨天で散歩ができない時、体重コントロールが必要な時、留守中の時など、愛犬の行動をチェックしながら適切な運動を促すことが出来る。つまり、GoBoneは「犬用スマートフォン」という捉え方ができると思う。今後、開発が進み、猫用が製品化されたり、心拍数・呼吸数のモニタリング機能が追加されると、ペットの管理方法が大きく変化するかも知れない。

犬用スマートデバイスが開発されたことをキッカケとして、ペット業界に携帯電話会社の参入が起きるかも知れない。

犬用スマートデバイスが開発されたことをキッカケとして、ペット業界に携帯電話会社の参入が起きるかも知れない。

 

参考ページ:

http://veterinarymedicine.dvm360.com/gobone-or-go-home


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