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千葉県「カメハンター」民間から採用 意外な仕事に就けるかも?

投稿者:AsaT

千葉県では昨年11月、大型で凶暴な外来種のカミツキガメを駆除するために、専門的な知識を持つ職員を公募。今月の1日にペットショップ勤務の今津健志さん(33)が採用された。

記事によると、千葉県では全国のなかでもカキツキガメの生息数が多く、印旛沼水系には約1万6,000頭が生息しているという。今津さんは、カミツキガメの捕獲方法の開発や技術指導を行う。

採用された今津さんは、東邦大理学部生物学科卒業後に、明治大大学院博士前期課程修了。その後は、県の環境財団などでカメの生態や研究に取り組んできた。カメについて詳しい、エキスパートなのだそう。

応募したのは6人で、書類選考と面接を経て採用が決定したという。当初は主査級または副主幹級として年収540万~670万円の予定だったが、主査級より下の技師職のため、それより多少は低いそうだ。

千葉県は、ほかにもユニークな人材採用をしていて、農林水産部で県農産品の販売促進職員や、商工労働部の戦略的な観光プロモーションの促進分野で、民間企業の経験者を募集したり、採用している。

千葉県以外でも、宮城県ではイノシシなどの農作物の被害を抑えるため、狩猟専門の非常勤職員を採用する見込み。大阪府ではバッテリー産業の活性化のため、バッテリー関連分野に強い職員を採用したという。自分の経験や資格が、意外なところで採用につながるかもしれない。

「生態調査に従事するなど、知識と経験がとにかく豊富で、何より『カメが好き』という熱意がひしひしと伝わってきたのが、採用の決め手です」(県環境生活部)


http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/199514/1

<日刊ゲンダイDIGITAL 2/15(水) 9:26配信>

森田健作千葉県知事(C)日刊ゲンダイ

森田健作千葉県知事(C)日刊ゲンダイ

 

 

 

 

 


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