南米原産の強毒と攻撃性を持つヒアリは、平成29年6月に兵庫県尼崎市で中国南沙港からのコンテナから初確認され、その後も大阪、広島、神奈川など14都道府県で確認されている。今月の29日には、大阪港で20匹のヒアリが確認された。
記事によると、大阪市は29日、大阪港で陸揚げされた中国・広東省の蛇口港から出港したコンテナ外部上面よりヒアリが約20匹見つかったと発表した。運送業者が見つけ、専門家の鑑定で28日、ヒアリと確認。発見されたヒアリは既に殺処分され、ほかの固体は見つかっていない。
近畿地方環境事務所の職員がコンテナ周辺に殺虫剤や粘着餌を仕掛け、他のコンテナにもヒアリがいないか調べている。
いずれも働きアリで、女王アリや卵は確認されていない。
<2018/08/29 産経WEST>