公益財団法人世界自然保護基金ジャパンが、野生動物のペット化の見直しを訴えるキャンペーンを開始した。国内の4つの動物園が協力する。
記事によると、井の頭自然文化園、上野動物園、京都市動物園、那須どうぶつ王国の4園が協力する。2021年のペット利用される野生動物の輸入頭数は推定40万頭に上っており、動画やSNSなどを通じて絶滅や密猟・密輸、感染症、動物福祉、外来種の「5つのリスク」を啓発していくという。
キャンペーンは動画やWebサイトでの情報発信のほかに、賛同した人にTwitterでの投稿を呼びかける。動画は「飼育員さんだけが知っているあのペットのウラのカオ」として6種の動物を順次公開する。
また、野生動物のペット化は複数のリスクがあり、キャンペーンでは「5つのリスク」と呼び、啓発していく。
1. 野生動物を絶滅に追い込むリスク
2. 密猟・密輸を増加させるリスク
3. 動物由来感染症(人獣共通感染症)に感染するリスク
4. 動物福祉を確保できないリスク
5. 外来生物を発生・拡散させるリスク
ほかにも、6種の動物を対象にキャンペーンWebサイトにて順次動画を公開。。9月20日~26日までの動物愛護週間に合わせて、Twitter投稿を促す追加施策も講じる
https://www.alterna.co.jp/51487/
<2022/08/22 オルタナ>
https://www.asahi.com/sdgs/article/14690617
<2022/08/16 SDGs ACTION>
https://www.wwf.or.jp/campaign/uranokao/index.html?animal=1
<#ペットにしても幸せにできない動物 WWFサイト>