新潟県動物愛護協会は、ネコの多頭飼育崩壊を防ぐため、不妊手術専門病院を開きます。これから対応にあたる獣医のために、県外の獣医が手術を実演指導した事がわかりました。
記事によると、新潟市動物愛護センター内に開院する『にゃんがたセンタークリニック』。犬や猫の不妊手術の専門病院などを運営している大阪の団体が、一度に多くの手術をこなすための技術を実演。このクリニックでは、多頭飼育崩壊のおそれがあるケースを対象に週1回、1日でネコ10匹の不妊手術にあたる予定です。 行政の施設を利用して病院ができるのは、全国初の取り組みだといいます。
指導した獣医 「成功してほしいし、日本の先駆けとして同じ取り組みをするところが増えたらいいと思う。」 クリニックに協力する獣医など、11人が手術を見学。ネコ11匹が無事に手術を終えました。
獣医 「周りの準備、毛を刈ったり消毒をしたり準備の段取りが重要になると思う。不幸な子猫を減らしたい。そのために一肌脱ごうと言うのが協力獣医師の思いです。」 にゃんがたセンタークリニックは、10月からの本格稼働を目指しています。
「こちらでは今ネコの不妊手術の準備が行われています。このネコたちは、実際に多頭飼育崩壊のおそれがある現場から救い出されたネコだということです。」
多頭飼育崩壊防止へ ネコ専門の不妊手術クリニック本稼働に向け手術を学ぶ【新潟】
<2024/06/05 新潟テレビ21>