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イングランド北東部ヨークシャーの海岸を散歩した犬たちに起きる異変

投稿者:武井 昭紘

1月10日。
イングランド北東部に位置するヨークシャーに拠点を構えるYorkshire Coast Pet Care(動物訪問看護サービス)が、自身のFacabookページにある投稿をアップした。それによると、北東部の海岸(ビーチ)を散歩した犬が次々と体調を崩しているという。嘔吐と下痢を呈し、無気力で動かなくなる。オーナーらは、そう訴えるようだ。

そこで、Yorkshire Coast Pet Careは注意喚起を行った。犬を海岸に連れて行かないようにと。そして、万が一、心当たりのある症状を愛犬が呈したら、自治体と動物病院に連絡して欲しいと。

この事態は、イギリスの行政機関である英国環境・食料・農村地域省(The Department for Environment, Food and Rural Affairs、Defra)も把握している。しかし、原因を突き止めるまでには至っておらず、現在もなお調査中だ。北東部の海岸で何が起きているのだろうか。また、突然にして起こる犬たちの体調不良の引き金になっているものとは。今後、全容が解明され、当該疾患の治療法・予防法が考案されることを願っている。

ヒトの健康被害についても調査が進むことを期待しております。

 

参考ページ:

https://www.facebook.com/yorkshirecoastpetcare/


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