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駆除した獣「使い切れ」 ジビエ+アルファ ペットフード有望

投稿者:AsaT

野生鳥獣のジビエ肉を有効利用する取り組みが全国的に活発になっているなか、全部位のフル活用が課題になっている。精肉として扱いにくい部分をペットフードへ加工利用する取り組みも広がっている。

記事によると、広島県三次市では毎年3000万円前後の鳥獣被害があり、被害対策として同市の物産館「みわ375」では、2013年よりジビエ販売を開始。

これまでは解体作業と食肉加工を隣町の業者に委託していたが、オリジナル商品を開発して販路を広げるために、2016年に加工処理施設を造り、自社で解体から商品化までを手掛けているそうだ。

いままでは、状態の良いシカ(体重40㎏)の場合、精肉としてロース・ヒレが約2kg、モモが約5㎏取れるが、それ以外の精肉として扱いにくい部位は捨てることが多かったようだ。

そこで、クビやカタ、バラ、スジなどの硬い部位は物産館の食堂で総菜や料理として提供し、食道、肺、心臓、肝臓、アキレス腱(けん)など食用が難しい部位はペットフードに加工し、1頭あたりの販売額を1万5000円から5万円以上に増やしたという。

同県東広島市のドッグカフェ「オンジーハウス」は昨年から「みわ375」のペットフードを扱う。鹿肉を目当てに訪れる客も増え、ジャーキーを毎週買いに来る人もいるという。


https://www.agrinews.co.jp/p40477.html

<日本農業新聞 3/28(火) 7:01配信>

駆除した獣「使い切れ」 ジビエ+アルファ ペットフード有望

駆除した獣「使い切れ」 ジビエ+アルファ ペットフード有望

 

 

 

 

 

 

 


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