ニュース

動物福祉 産業

ペット飼育者へのアンケート 7割が職場に「ペットも家族であることを認めた、制度や対応をしてほしい」

投稿者:AsaT

株式会社SARABiO温泉微生物研究所(本社:大分県別府市)は、9月20日〜26日の動物愛護週間に向け、犬・猫(以下、「ペット」)飼育者の350名を対象に、職場環境の実態調査を実施しました。

■現在仕事をしている時、ご自身のペットが同じ空間にいますか。
「毎日いる」22%、「たまにいる」9%、「いない」69%
約7割がペットと同じ空間で仕事をしていない

■仕事をしている時も、ご自身のペットと一緒にいたいと思いますか。(職場環境に関わらずお答えください)
「とても思う」が68%、「たまに思う」20%
多くの人がペットと一緒に仕事をしたいと思っている

■働きならがペットと暮らす上で不安なことがありますか?
「ペットを理由に仕事を休めない/休みづらい」69%
約7割の飼い主は「ペットを理由に仕事を休めない/休みづらい」と回答

■ペットと暮らしながら働きやすい環境を作っていくために、会社に期待していること/変わってほしいことはありますか?
「人間の子供と同じように、ペットも家族であることを認めた制度や対応をしてほしい」69%、「ペット同伴出勤」17%
約7割の飼い主は「人間の子供と同じように、ペットも家族であることを認めた制度や対応をしてほしい」と回答

■コロナ禍で新たに犬もしくは猫を家族に迎えた方は当てはまるものをお答えください。
「1頭飼い始めた」55%、「コロナ前からすでに飼っている」39%
コロナ禍でペットを迎えた人が多いことが分かる

■【在宅勤務から出社勤務に戻った方】でペットとの暮らしに何か変化はありますか。
「ドッグカメラを設置」51%、「パートナー間で出勤日の調整を行なっている」27%、「ペットと過ごす時間を作るために転職した」12%
約1割の飼い主は、「ペットと過ごす時間を作るために転職もしくは独立をした」と回答

株式会社 SARABiO温泉微生物研究所 最高動物福祉責任者(CAO)の羽鳥 友里恵氏は、「日本企業に多く見られる「長く働いてほしい」という離職率を下げる意識から、福利厚生等も全員を対象にする利用機会の平等が重視され、ペットを飼育していること(人口の約3割)は対象者が少ないことから、今まで重要視されていなかったことが考えられています。「

「今回の調査結果からも、働く環境において、ペットの様子がわかることが飼い主の安心に繋がり、その結果仕事へのモチベーションや生産性向上が期待できること、更にその環境を求め、転職や働き方を変える人も少なくないことがわかりました。このようなに社会意識の変化を企業が受け入れ、企業も変化をしていくことが、働く人の心の健康と、企業の中長期的な利益をもたらすのでは。」と話している。

よりペットの家族化が進み、ペットは人間に精神的な影響を与える大きな存在になってきています。しかし、職場環境において、「ペットを飼育していること」を配慮した制度や取り組みを行っている日本企業の割合が少ないことも明らかです


https://media.eduone.jp/detail/11746/1/

<2022/09/20 EDUWARD MEDIA>

ペット飼育者へのアンケート 7割が職場に「ペットも家族であることを認めた、制度や対応をしてほしい」

 

 


コメントする