イギリスの首都ロンドンはビクトリアパーク。
8月10日、ここで犬たちが大いに遊んだ。キングサイズのベッド2台分のスペースを埋め尽くすボールのプールで記念日を祝ったのだ。この日は、National Spoil Your Dog Day。日本語に敢えて訳すとなれば、「愛犬の日」に設定されていた。しかし、ただ遊んでいた訳ではない。世界的な物価高騰に苦しむペットオーナーを救済するべく遊んでいたのである。
同国の動物慈善団体Dogs Trustの調査によると、犬を飼育する世帯の13%でドッグフードに掛かる費用の捻出に苦労しているという。そこで、Dogs Trustは、ペット保険会社や食糧配給団体と協力をして立ち上がった。プールで遊ぶ犬のオーナーに寄付を募る形式をとって、困窮世帯の支援をお願いしたのだ。
おそらく、愛犬に食べさせるフードの費用に頭を悩ませる世帯は日本にも存在してるだろう。つまり、救済を必要としている人々は本国にも居るのだ。よって、今回紹介した慈善活動が日本でも行わることに期待している。そして、その活動が、物価高騰に耐えかねたオーナーが犬を手離す決断を思いとどまるキッカケになることを願っている。
困窮世帯に5.5トン以上のドッグフードが配給されるとのことです。
参考ページ：
twitter.com/mrcvsonline/status/1691404365641490432
