いなばペットフード株式会社から発売されている「CIAO（チャオ）ちゅ～る」。飼い主さんが手にした途端に猫が寄ってきたり、CMの歌を口ずさむと喜ぶ猫の動画などがSNSに多く投稿されています。そんななか、「ニセモノちゅ～るでも猫気づかない説」を検証した動画がTikTokで話題になっています。
記事によると、投稿したのはサビちゃんの部屋（@katozaemon）さん。被験者は1歳9カ月の愛猫「サビ」ちゃんです。空になったちゅ～るの袋を水で洗い、ふやかした「いつものカリカリごはん」を詰めて、いつも通りサビちゃんを呼んだ実験を行いました。
「ちゅ～る！ちゅ～る食べる？」という飼い主さんの声に「ニャ～！」とお返事をし、ゆっくりとニセモノちゅ～るに近づくサビちゃん。サビちゃんは魔法のおやつ同様に、時折目を閉じながらとてもおいしそうにニセモノちゅ～るを食べたそうです。違いに直ぐに気づくかと思いきや、サビちゃんはこぼれた分まで残さず舐めとり、満足そうに完食してしまったのです。
この検証結果にコメント欄には、「中身なんでもええんかーい！」「研究者ですが、これは論文にできる気がします（笑）」「プラシーボ効果？」「これは思いつかなかった！すごい（笑）」といった驚きのコメントと共に、約3万件の「いいね」が集まりました。
飼い主さんによると、「ニセモノのちゅ～る」は日常的に与えている総合栄養食で、食いつきは普通。フードは置きエサにしているので、空腹だったわけでもないようですが、いつものちゅ～ると変わらない食べっぷりで、ニセモノだとは気づいていない様子だったそう。
飼い主さんは、寄せられたコメントに「フードに薬を混ぜて飲ませるときに使えそう」という声が多くあり、この検証が誰かの役に立つかもしれないと分かり嬉しかったと、インタビューに答えています。
病気などで食欲がなくても「ちゅ～るは食べた」というケースや、食事制限が必要な場合もあるので、ご家庭や動物病院でも上手に活用されてもよいかもしれません。ちゅ～るの魅力は偉大だと感じる記事になっています。
――これからも、たまにニセモノを作ってみられます？ 良心が傷むのでやりません（笑）。このときも、検証後に本物のちゅ～るをあげました。いつもと同じように中身が出た瞬間から食べはじめ、食べ終わったら満足そうにしていました。
https://maidonanews.jp/article/14551836?page=2&ro=14551836&ri=0
＜2021/02/19 まいどなニュース＞
「ちゅ～るの中身ニセモノでも気づかない説」を検証した動画が話題（写真と記事は関係ありません）
