日本政策金融公庫福島支店は26日までに、佐藤家畜診療所(福島県田村市大越町)に対し、産業動物診療施設を対象にした農林漁業施設資金を適用し、520万円を融資した。同資金による融資は県内初。
記事によると、地域の畜産業を支える家畜診療事業者への融資を通じて、農畜産業の復興を支援するのが目的だという。同診療所の佐藤利弘獣医師(52)は、融資で最新の動物用超音波診断装置と往診用車両を導入。地域の安定した獣医療提供に役立てたいようだ。
佐藤さんは「産業動物を診る獣医師は減っており、苦労している農家もある。獣医師の減少は畜産業の復興にも影響する」と安定した獣医療提供の必要性を指摘。
<福島民友新聞 1/27(金) 11:02配信>