6年前に今治市に設立された加計学園・岡山理科大学の獣医学部で20日卒業式があり、6年間学ぶ獣医学科では初めてとなる120人あまりが卒業した。
記事によると、20日に卒業したのは獣医保健看護学科を含む獣医学部180人。式では各学科の代表者に学位記が贈られたあと、加計学園の加計孝太郎理事長が「常に現状に甘んじることなく、努力して進化を目指していただきたいと思います」と、はなむけの言葉を贈った。 これに対し、卒業生を代表して獣医学科の大橋雄介さんが「獣医療を学んだ者の一人として、社会に貢献できるよう精進してまいります」と答辞を述べた。
岡山理科大学の獣医学部は2018年、四国初の獣医師養成系学部として設立。獣医学科では卒業した1期生124人のうち114人が獣医師の国家試験を受け、合格したのは77人で、合格率は67・5%となった。
四国内で就職が内定した人などは当初の想定より少なく、吉川泰弘学部長は「時間のかかる問題だ」としている。
<2024/03/20 愛媛朝日テレビ>