全国に「コメダ珈琲店」を展開するコメダ(名古屋市東区)は11日、コーヒー豆の仕入れで使う麻袋を東山動植物園に寄贈した。
記事によると、東山動植物園では麻袋を動物たちの遊び道具や巣作りに活用しており、イケメンゴリラで知られる「シャバーニ」も愛用しているという。
コメダではこれまで、年間1万9000枚の使用済み麻袋を廃棄しており、サステナビリティ推進部の小林わたる係長が再利用できないか考えていたところ、インターネットで東山動植物園の人気者シャバーニが麻袋で遊ぶ動画を発見。「(人だけでなく)動物にもくつろぎを提供したい」と寄贈を決めた。
東山総合公園の山田英一総合公園長は「大変ありがたい。動物の飼育管理などに有効活用したい」と感謝している。ゴリラの他、ジャガーやライオン、コツメカワウソなどの使用を想定しているそうだ。
コメダは今後、年間400枚の麻袋を同園に提供する。残りの麻袋は他の動物園に寄贈することも検討している。
https://mainichi.jp/articles/20240412/ddl/k23/040/151000c
<2024/04/12 毎日新聞>