イギリス、香港、アメリカはテキサス州およびノースカロライナなど、世界各地で暮らすCOVID-19を発症したヒトの飼っている犬猫が新型コロナウイルスに感染する(感染していた)事例が後を絶たない。また、オランダのユトレヒト大学の研究によると、COVID-19と診断されたヒトが居る世帯(196件)で飼われている犬猫300匹以上のうち、13匹がCOVID-19と診断され、54匹がウイルスに対する抗体を保有していたという。そこで、疑問が浮かぶ。
犬猫たちがCOVID-19の感染源となっている可能性はないのだろうか—–。
冒頭のような背景の中、ユトレヒト大学は、その可能性を探る研究を行った。なお、同研究では、過去200日以内にCOVID-19と診断されたヒトが居る世帯に移動式動物病院を向かわせて、彼らとともに暮らす犬猫の感染状況を調べている。すると、母集団の約4%が今まさに感染していると判断できる症例であり、約17%が抗体を保有していることが判明したとのことである。
上記のこと、つまり全ての犬猫が感染している(していた)訳ではないことを受け、同大学は、ヒトからペットへとウイルスが伝播している可能性が高いと結論付けた。しかし、大学は、犬猫たちがCOVID-19の感染源となっている可能性をゼロとは断言しなかった。果たして、彼らは、ヒトに新型コロナウイルスを伝播する感染源なのだろうか。今後、真実が突き止められていくことに期待している。

COVID-19と診断された犬猫の大部分が、無症状から軽度であったとのことです。
参考ページ:
https://mrcvs.co.uk/en/news/20584/Caution-urged-following-study-on-COVID-19-in-pets


