イギリスのチャリティ団体PDSA(People’s Dispensary for Sick Animals)が動物福祉に関する調査を纏めたPDSA ANIMAL WELLBEING REPORT 2018(PAW REPORT 2018)によると、英国内で飼育されている犬猫の80%以上が、何らかの原因、例えば、旅行、慣れないヒト、動物病院、大きな音などに、不安を抱えているとされている。また、それを裏付けるかのように、SNS上では、繰り返し幾度となく、動物の不安を和らげる対策を講じることを促す注意喚起が発信され、世界各地では、分離不安症の新たな研究、音恐怖症を緩和する樹木由来成分・専用ケージの製品化、冬の花火イベントへの警鐘などの様々な活動が積極的に進められており、年々、ペットの不安症への注目度は高くなっていると思われる。
そのような背景の中、イギリス南東部バッキンガムシャー州に拠点を置くCeva Animal Health社は、3月をペットの不安症啓蒙月間(Pet Anxiety Awareness Month)に設定した。なお、同月間では、#pawsforthoughtや#petanxietyというハッシュタグを添えて、ペットの不安症を緩和する①対策、②専門家の見解、③関連グッズなどの情報発信が行われるとのことである。
上記のことから、このPet Anxiety Awareness Monthは、家庭で飼育されているペットの不安は勿論のこと、オーナーの不安も解消する力を秘めているものと思われる。よって、本国でも、同様の啓蒙月間が設けられ、日本版Pet Anxiety Awareness Monthが普及していくことに期待している。

Pet Anxiety Awareness Monthの情報発信は、FacebookまたはInstagramで閲覧できるとのことです。
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