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犬の歩行解析〜GPS付き加速度計を小動物臨床に応用する〜

投稿者:武井 昭紘

犬の整形外科疾患において、非常に多くの個体で共通して認められる症状は、「跛行」である。しかし、動物病院のような特殊な環境で、ペットオーナーが訴える愛犬の跛行を漏れなく記録することは困難を極めるため、自宅や散歩中での動画撮影をお願いして、「改めて来院」となってしまうケースは珍しくない。つまり、視点を変えると、病院外で起きるペットの跛行をデータ化することができれば、スムーズな診療業務が行えると言える。

そこで、イギリスのニューキャッスル大学とノッティンガム大学は、GPS付き加速度計を用いた犬の歩行解析の有用性について検証した。なお、同検証では、健康な犬の計測値と比較する形式で、関節炎を患った犬の跛行の有無が調べられている。

大学らによると、①GPSと加速度計の整合性、②歩数のカウントの正確性などの改善点を克服して、今後に活かすとのことで、高精度の解析装置が開発されれば、小動物臨床の跛行診断技術が大きく進展するかも知れない。

院内で認識できない病気を発見するシステムが多く開発されれば、救える動物の数が大幅に増えるのではないでしょうか。

院内で認識できない病気を発見するシステムが多く開発されれば、救える動物の数が大幅に増えるのではないでしょうか。

 
参考ページ:

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/29558919/?i=15&from=dog


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