高度な訓練を受けた補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)は、海外ではアシスタントドッグ(assistance dogs)と呼ばれており、多くの人々の日常生活をサポートしながら世界各地で活躍している。そのため、動物関係の職種でなくとも、街頭でアシスタントドッグの姿を見かけることは珍しいことではなく、これらの犬の社会貢献度は称賛に値するもの(社会全体で受け入れ見守っていくべきもの)であることを啓蒙していくことが重要である。
そこで、動物病院と関係が深いペットフードメーカーであるヒルズ社(Hill’s 社)は、2017年上半期の最優秀アシスタントドックを決めるために、世界中の獣医師に向けて、診察したことがある該当犬のノミネートを申請してもらうお願いすることにした。また、既に、最優秀賞の犬(以下に記載する)が決定しており、同社から「あるプレゼント」を渡すことが発表されている。
2017年の最優秀賞に輝いたのは、5歳のゴールデン・レトリーバー(名前:スカウト)であり、脳性麻痺の少年(17歳)の日々の生活をサポートしている。ヒルズ社は、①スカウトに対して2年間分に相当するペットフードを授与すると同時に、②スカウトを育成および訓練した非営利団体であるCanine Companion for Independenceに1000ドル(約11万3000円)の寄付をするという形で、2つのプレゼントを用意したとのことである。
今後、日本でも、補助犬(アシスタントドッグ)の認知度を高めるために、上記のような獣医師とペットフード会社に限らず、多様な動物関連企業・団体が協力して、積極的な啓蒙活動が行われることに期待したい。

補助犬が、今以上に社会に認識され、受け入れられるために、動物関連組織(大小の規模に関わらず)が果せる役割は、アイデア次第で無限に広がっていくのかも知れません。
参考ページ:
http://www.veterinarypracticenews.com/hills-announces-assistance-dog-of-the-year-for-2017/


