犬の外耳炎は症例が非常に多く、動物病院(臨床現場)において頻繁に遭遇する疾患の1つである。また、外耳炎の治療は、ペットオーナーの協力が重要であり、協力を得るためには「やってもらいたいこと」を明確に伝える必要がある。そこで、ある獣医学専門の情報サイトが、外耳炎を診断した時の動物病院の対応についてアンケートをとった。
アンケート結果によると、外耳炎の犬に点耳薬を処方する場合、点耳方法を実演する動物病院は95%であった(参考ページの1ページ目)。また、87%の動物病院が耳洗浄の方法も、実際に見せて治療に対する協力を仰ぐことが分かった(参考ページの3ページ目)。
さらに、点耳方法および耳洗浄の方法をペットオーナーに教えるスタッフの職種を回答してもらうアンケートでは、59%が獣医師、32%が動物看護師であり、その他が9%であった(参考ページの2ページ目)。その他に該当する回答とは、獣医師および動物看護師の両方がペットオーナーの指導にあたるというものであった。
上記のことから、多くの動物病院で治療方法を「実際に見てもらう」ことが重要であることが示唆される。つまり、ペットの病気を治療する上で、ペットオーナーに協力してもらうことが必要であると判断した場合には、言語(聴覚から)ではなく、行動(視覚から)で伝えることが大切なのではないだろうか。

ペットオーナーの協力を得たい場合は、言葉ではなく、やって欲しいことを見せると良いかも知れません。
参考:
http://veterinaryteam.dvm360.com/data-all-eyes-ears?pageID=3


