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ケネルクラブが導入したゴールデン・レトリバーの眼疾患に対する遺伝子検査

投稿者:武井 昭紘

黄斑角膜ジストロフィー。それは、ゴールデン・レトリバーの角膜に白色~黄褐色点状の混濁を齎し、視界が遮られる眼疾患である。そして、スターガルト病。それは、同品種の網膜に影響を及ぼし、視力や光への反応を低下させる眼疾患である。この2つの疾患は、常染色体劣性遺伝とされている。つまり、母親および父親から変異遺伝子を引き継ぐことで発症するのだ。

そこで、イギリスのケネルクラブは、ゴールデン・レトリバーを登録する際に、両疾患の遺伝子検査の結果を求めることを検討している。繁殖計画を見直すことで発症を防ぎ、当該品種の健康を守ることが目的である。

眼の病気、特に視界や視力を奪う性質を持つ病気は、罹患犬のQOLを著しく低下させてしまう。無論、そうなれば、オーナーのQOLも低下するだろう。果たして、ゴールデン・レトリバーの眼の健康は守られるか。今後の動向に注視したい。

既に発症した個体に対する治療法も考案されることを願っております。

 

参考ページ:

https://mrcvs.co.uk/en/news/21352/New-DNA-testing-schemes-for-Labrador-retrievers-approved


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