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犬の骨肉腫の転移を防ぎ生存期間を延長させた免疫学療法を用いた治験

投稿者:武井 昭紘

骨肉腫(Osteosarcoma、OSA)が犬猫に発生した場合、転移や病変の拡大を防ぐために、手術が適応される。しかし、100%の確率で進行を喰い止められるとは限らず、再発や術後転移が発生することは珍しくないため、外科治療以外の選択肢を広げていく研究は常に望まれている。

そこで、ペンシルバニア大学は、犬のOSAに対する免疫学的療法を開発し、治験に参加してもらえる症例を2017年10月から募っている。なお、同治験には、OSAを始め、癌細胞に発現するHER2 / neu受容体をターゲットとした免疫応答を生じさせる組み換えリステリアワクチンが用いられる予定である。

上記のワクチンは、2016年の論文にて有効性が示されているため、本トライアルの成功も期待できるのではないだろうか。

今後、研究および治験の進展に伴って、世界各地でワクチンの製品化が実現し、OSAに罹患した犬が数多く救われる未来が訪れることを願っています。

今後、研究および治験の進展に伴って、世界各地でワクチンの製品化が実現し、OSAに罹患した犬が数多く救われる未来が訪れることを願っています。

 

参考ページ:

http://www.vet.upenn.edu/research/clinical-trials/penn-vet-clinical-trials/clinical-trial/use-of-a-novel-immunotherapy-for-dogs-with-bone-cancer-of-the-leg


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