ペットは家族同然であり、同じ家の中で寝起きを共にする存在になっている。そんな大切なペットが亡くなった後、悲しみが癒えず、喪失感から抜け出せない「ペットロス症候群」を抱える人が増えている。
記事によると、アイペット損害保険(東京都)が昨年8月実施した「ペット(犬・猫)を亡くした経験のある方」を対象にした調査では、回答した894人のうち3割弱が体に不調を感じていたことが分かった。症状としては、「突然悲しくなり涙が止まらなかった」が6割で、幻覚・幻聴などがあった人もいたという。
ペットロスの期間に関しては多くが1ヶ月未満で納まるが、1年以上に及ぶ人もいるようだ。同社の広報担当者によると、「本人が思いっきり悲しめるよう、周囲が悲しみを理解し支えること。」が必要だとしている。
「ペットラヴァーズ・ミーティング」(東京都)では、同じペットロスを抱える経験者で作られている市民団体。定期的に経験の語り合い集会や毎週土曜に無料電話相談も実施している。一人で抱え込まず、同じ境遇の人と分かち合うこともペットロスには有効だ。
また、ヤマザキ学園大動物看護学部ペットロス研究室(東京都)の新島典子准教授によると、高齢者には新しいペットを飼うことを勧めているそうだ。高齢者はペットがいることで生活リズムが出来ていたり、友人との死別や家族の独立など他者との関係が減るためペットの存在が大きいためだという。
ほかにも、葬式などを行い気持ちに区切りをつけたり、カウンセリングを行い気持ちを落ち着かせる人、新しい犬を迎えてもよいか?を占いで確認する人もいるそうだ。
ペットの死を悲しみ供養の時間をとれるよう「ペット忌引休暇」を制度化している企業もある。社会的にもペットの死への理解を広げることが求められている。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180123000179
<1/23(火) 22:00配信 京都新聞>
ペットロスになった人への対応例



