京都府福知山市にある「中丹地域有害鳥獣処理施設」(大江町三河)での、イノシシやシカなどの焼却頭数が本年度急増している。昨秋に稼動開始した府内で初となる同施設は、狩猟者が得ることの出来る処分費を高く制度変更したことが、影響したとみられる。本年6月までの3ヶ月で1,000頭を超えている。
野生動物の農作物被害は深刻化しており、捕獲頭数の増加が望まれ、狩猟者の埋設処分の手間を減らすため同施設が設置された。福知山市は埋設処分よりも施設で焼却したほうが1頭あたり、1,000円高く設定した。施設は綾部市、舞鶴市の両市も共同利用し、保管冷凍庫が3市の8カ所で稼働している。
近年のジビエブームもあり、焼却だけでなく食材利用としての出荷も行なっており、食材利用の更なる拡大も検討している。
4~6月の利用実績は、福知山896頭、舞鶴196頭、綾部341頭の計1433頭(シカ1024頭、イノシシ301頭など)に上る。昨年9月の稼働開始から今年3月までの7カ月間での921頭をすでに超えた。
施設の指定管理者の住民団体「PSSユニオン」の山田進理事長は「施設の周知が進んだのも大きい。処理能力をいっぱいにしても追いつかないほど」と話す。
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<京都新聞 7月31日(日)15時7分配信>
シカやイノシシなどが処分されている焼却炉(福知山市大江町三河)



