飼い主が居ない、または、保護したペットの殺処分ゼロを目指して、自治体や慈善団体が日々、様々な活動を続けており、例えば、return-to-field (RTF) 、targeted trap-neuter-return (TNR) などが挙げられる。しかし、ある地域で、ある取り組みが、最終目標(殺処分ゼロ)に向かって前進しているかについて評価する手法は規格化されていないため、各プログラムを客観的に比較することが難しいという現状がある。
そのような背景の中、オハイオ州の研究所とユタ州の動物関連教育機関が、以下に示すデータを発表した。
◆ニューメキシコ州で実施された保護活動の成績◆
1.3年間で保護した猫は約12000匹
2.安楽死件数は約8割減少
3.保護頭数(intake)は約4割減少
4.生きてリリースできる確率(live release rate、LRR)は約5割増加
上記のことから、結果を数値化し、有用性の検証や改善点の洗い出しを行うことは、進行中のプログラムを客観視するために、非常に重要であると思われる。今後、統一した項目で世界各地の保護活動の分析が行われ、グローバルな評価基準の作成を検討する動きが生まれることを期待している。

各プログラムの数値化ととに、情報共有を積極的に行い、モデルケースを発見すれば、自国の保護活動へ応用できると思います。
参考ページ:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29652808


