徳島県で今年6月、マダニを介して感染するウィルス性の「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)を発症したペットの犬から、飼い主の40代の男性が感染したと、厚生労働省が10日に発表した。
記事によると、発熱が出るなどの症状が出たが、現在は犬も飼い主の男性も回復。ペットから人への感染が確認されたのは世界でも初めてだという。
厚労省によると、6月上旬に男性が飼っていた4歳の雑種犬に発熱や血便などの症状が表れ、SFTSウィルスが検出された。
飼い主の男性も6月中旬に下痢などの体調不良があり、国立感染症研究所(東京)の調査で血液からSFTSウィルスの感染を示す抗体が検出されたという。
男性にマダニにかまれた痕跡がないため、犬との接触で唾液などが付着し体内にウィルスが入ったとみられている。
厚労省は体調不良のペットを世話する際に体液に触れた場合は、手をよく洗うよう呼びかけている。感染研の西條政幸・ウイルス第一部長はペットのSFTS感染はまれだとして、「健康なペットでは過剰に心配する必要はない」と話している。
<2017年10月10日19時23分 朝日新聞DIGITAL>


